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 皆さんは「DMK136」という損保界の隠語を御存知でしょうか。これは、「D=打撲」は1ヵ月で、「M=むちうち」は3ヵ月で、「K=骨折」は6ヵ月で、治療をなんとしてでも打ち切らせろという意味です。
 

 この話を初めて聞いた時、私は本当に腹がたちました。損害保険会社は、一つとして同じものがないな交通事故を無理やりいくつかの類型に押し込めて、勝手に賠償額を決めつけて事件の処理をしていますが、これも、それとまったく同じ思想の産物です。

 

 ケガ人が治ったかどうかは、医師がきちんとした診断を下して決めるものです。聞くところによると、医師に便宜をはかって、治っていない被害者を治ったことにする診断書を書かせる保険調査員もいるそうです。交通事故被害者の皆さん、ご注意を。

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