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警察での対応
 
警察官の言いなりにならない。
 警察官が取り調べの際「あなたにも何か落ち度があったでしょう?」と決めつけることが多くあります。これは、交通事故は両者が多かれ少なかれなした過失の結果だという思想の結果です。しかし、車を運転していた人は運転していること自体が、安全に対する責任を当然負いますが、自転車や歩行者が被害者の場合、まったく過失が無い場合もあるのです。自分に過失が無いと思う時は、必ず「自分に落ち度は無かった」と警察官に主張しましょう。
 

加害者の過失については大いに主張しよう!
 加害者(犯人)は自分が不利になるようなことは言いません。トラックドライバーやタクシーの運転手など職業的ドライバーにこの傾向が多く見られますが、普通の人でも自分の過失をなるべく小さくしようと試みます。ですから「相手に悪い」とか「大人げない」とか思わず、必ず加害者の落ち度を警察官に主張しましょう。警察としても、この調書取り以外に証拠を集める機会が無いので、被害者が、加害者側の過失を教えてくれると助かることが多いのです。

 

加害者の処分については……。
 最後に警察官から加害者への処分をどうしたいか希望を聞かれますが、こう答えることをお勧めします。
「加害者に誠意ある対応が見られない場合、厳しい処分をお願いします」と。

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