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 世の中には運転に向かない性格の人がいる。
 
 そして、交通事故を始め、飲酒運転や違法駐車を引き起こす人間が、このような運転不適格者に多いと言ったら、皆さんはどう思われるだろう。
 
 もちろん、けしからんことだと思うだろう。だが、日本ではそういう人達にも免許を与えている。これは許されることだろうか?

 

 警察ではパトロールカー運転者を選定する際、運転適性テストを実施し、そのテストをパスした者しかパトロールカーを運転することはできない。しかし、日本の運転免許取得課程に、この適性テストは含まれていない。従って、日本の免許人口の約25%(約1800万人)は、そもそも運転を許すべき人間ではないのだ。これら運転不適格者は、飲酒運転や違法駐車の常習犯であることが多く、交通事故を繰り返す傾向にある。

 

 このような運転不適格者を車に乗せてはならない!

 

 だが、現実は、車で人をひき殺しても、異常に軽い罰で済んでしまう。免許を取り消しても5年経てば再交付されてしまうし、業務上過失致死罪の最高罰は禁固(もしくは懲役)5年か、罰金50万円である。人を殺しておいて50万円で済んでしまうのだ。つまり、潜在的殺人者である運転不適格者は50万(場合によってはもっと安い罰金)を払って、5年待てば、再び、あなたを殺すかもしれない凶器に乗って、我々の社会へと戻ってくるのである。

 

 このようなことを許してはならない!一度、交通事故を始め、道路交通法に違反したドライバーは、全て免許を取り上げ、二度と発行してはならないのだ。そして、業務上過失致死傷の罰を殺人に次ぐ程度の重さにすることを提案する。車に乗ることに、それだけの覚悟を必要とすれば、自ずと交通事故を始め、飲酒運転や違法駐車も減るだろう。

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